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バトルシップ!日曜洋画劇場で地上波初放送!評判と少しネタバレです。(^^ゞ [映画]

5月3日の日曜洋画劇場(テレビ朝日系列)で、
「バトルシップ」が地上波初放送されます。
(21時~23時10分・放送枠拡大です)

公開当時劇場で鑑賞しました。
評判と少しネタバレを書きます。(^o^)

バトルシップ.jpg
http://tabloid-007.com/archives/52172316.htmlより引用

*あらすじ
主人公のアレックスは、資質と素質は悪くないのだが、
短気で何をしても長続きしない、いわゆる残念な男です。

海軍士官の兄ストーンは、アレックスの行く末を心配して海軍への入隊を命じた。

数年後、アレックスは将校になったものの演習でも失敗ばかりするし、
問題行動ばかりを起こします。

そんなさなか、世界14ヵ国、2万人が参加する
環太平洋合同演習(RIMPAC・リムパック)が行われます。

アレックスは、米海軍所属ミサイル駆逐艦「USSジョン・ポール・ジョーンズ」に大尉として参加。
恋人であるサマンサとの結婚を、彼女の父であるシェーン提督に認めてもらおうと張り切ります。

ですが、同じく演習に参加している海上自衛隊のナガタ一等海佐と喧嘩沙汰を起こします。
これにより、結婚どころか演習終了後の懲戒免職処分を突きつけられました。


その演習のさなか、在る事件が起きます。
宇宙より正体不明の人工物が落下してきます。
落下した5つの内、1つは軌道上の人工衛星に追突して大破します。
破片が、中国、香港を中心に落下し都市に大災害を起こしました。

残りの4個は、ハワイ近海のリムパック艦隊の近くに降下。
その正体を探る為に、リムパック艦隊はアレックスの兄である
ストーンを指揮官とした調査隊を送ります。

送られた艦は、
「USSサンプソン」
「護衛艦みょうこう」
「USSジョン・ポール・ジョーンズ」
の3隻。

アレックスらが、海上に姿を現していた謎の巨大人工物に
ボートで接近し調査の為に乗り込みます。

乗り込んだところで、物体から強力なシールドが貼られた。
シールドは、ハワイ諸島全域を取り囲む。

外部との連絡を完全に遮断された3隻。

その3隻に向かって、大型機動兵器3機が海中から現れて、
3隻の駆逐艦に向かって攻撃を開始した。
この3機は、謎の人工物から出てきたと思われた。

集中砲火により、「USSサンプソン」が撃沈。
兄のストーンを含めた、搭乗員全員が戦死。

また「USSジョン・ポール・ジョーンズ」の艦橋にも直撃弾が着弾。
艦長以下、そこにいた指揮官が死亡。
アレックスが、急遽指揮を執ることになった!

battleship_pin-001.jpg
http://odorumovie.com/rin/2012/04/battleship_photoclip.html/より引用


*バトルシップの評判

日本の公開時のキャッチコピー
「人類の明日をかけた戦いは、海から始まる」

ユニバーサル・ピクチャーズ100周年記念作品。
2億5000万ドル以上の制作費が投入された!
日本人俳優、浅野忠信さんが出演!
主人公と絡む重要な役をしている。

なんか、宣伝を聞いていると、とても期待が持てますね。(^o^)
ですが、内容は「ちょっとね~~?」でした。
映像は本当に楽しめました。
ですが、話が.....(ToT)

世界的にも散々な評価でしたね。
興行収入:アメリカ6500万ドル
日本:14億円(2012年の日本洋画部門第7位)
全世界:3億2000万ドル

日本では、浅野信忠さんが出演していることもあり、
ヒットしました。
かくゆう私も、CMと前評判に惹かれて劇場に足を運んだ口です。m(__)m

批評家の評判は散々で、Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)でも、
34%と低い評価をもらっています。*注1

また、第33回ゴールデンラズベリー賞において6部門にノミネートされました。
そして、堂々と最低助演女優賞を受賞しました。(^^ゞ *注2

*注1と注2の説明は、このページの最後でしています。

このゴールデンラズベリー賞ですが、
最低助演女優賞にコーラ・レイクス役を演じた
リアーナさんが選ばれています。(^^ゞ

コーラ・レイクスは、アレックスの部下で、
USSジョン・ポール・ジョーンズのCIC(戦闘指揮所)に所属しています。
小柄だが気の強いアフリカ系の女性です。

リアーナさんですが、なかなか小気味よい演技をしていました。
この映画の中では、好感が持てた俳優さんの一人です。
なので、「最低助演女優賞受賞」と聞いて、少々ビックリしました。(゚д゚)

ですが映画を見た感想で、私し受賞理由に心辺りが在りました。m(__)m


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*ここからネタバレと感想です。

なぜ、不評なのか?

脚本がどいうにもこうにもです。
また、SF的な考察がなっていません。

この映画、一言で言うと異星人の侵略を描いた話です。

ですが最初から、話がかみ合いません。
恒星間を渡ってくる宇宙船が、地球の人工衛星に当って落ちるはずがありません。
いわゆるデブリ対策ぐらいはしています。

また異星人が放つミサイルに誘導装置がついてい無いなどの描写もあります。

最初の侵略地点は、ハワイでは無いでしょう!
普通ならワシントンDCかNYでは?
追記:深宇宙への送信所がハワイにある設定です。
この送信所を、狙って宇宙人がハワイを占拠したという話になっています。

*最新兵器VS半世紀前の引退した兵器
一番おいおいと思うのがやはりこれでしょうね。(^^ゞ

物語の最後の最後、反撃の手段が無くなった調査隊。
そんなピンチの中、
「まだ反撃する手段は在るじゃないか!」
といって在る方向を見る主人公のアレックス。

アレックスが担ぎ出した兵器は、なんと戦艦ミズーリでした。(゜ロ゜屮)屮
ミズーリは、ハワイのパールハーバーに展示保管されている退役軍艦です。

この戦艦ですが、動かそうにも砲塔を動かせる人たちがいません。
砲撃の距離や角度は手動で設定します。
こんなの、現在の現役軍人には無理な話です。

なので、ハワイ在住?の退役軍人のOB達(おじいさん)を引っ張り出して、砲撃に当らせます。

轟音と同時に火を噴く40.6cm主砲!!
そして、見事に敵基地を破壊します。

この時、砲撃の指揮所にいたのが、コーラ・レイクスでした。
砲撃の角度とか距離を指揮所から指示します。
その姿が、格好いいのですがシュールなこと!!

*なぜシュールか?
退役軍艦に弾薬積んでいません!!
もちろん炸薬も積んでいません。
また、戦闘が出来るだけの燃料も積んでいませんって!!
そこで、きまじめに砲撃の指示を出しています。

追記:劇中で、弾薬・燃料をかき集めた。と言っています。
でもね....燃料はともかく、弾薬と炸薬はすぐには手に入らないでしょうね。(^^ゞ

このギャップは、当時劇場で観ていて、
大変違和感が在ったことを覚えています。

なるほど、最低助演女優賞です。
彼女は、悪くないですよ!
役どころがね....(^^ゞ

そしてこのミズーリを引っ張り出したいが為に、
ハワイへの侵略と設定したことが分かります。(*^^)

*楽しみ方
観どころですが、CGとVFX(視覚効果)は一級品です。
さすがに、お金をかけただけは在ります。
敵の攻撃機の動きもすごいのですが、
ミズーリの主砲の砲撃がすごい!!
これは、必見です!!

Missouri_Shoots.jpg
ウィキペディア戦艦「ミズーリ」より引用
*この写真は湾岸戦争時の本当のミズーリの主砲攻撃写真です。(゜д゜)


バトルシップですが、
ストーリーは追わず、気楽にご覧下さい。
絵は結構、見応えが在ります。
楽しめると思います。\(^O^)/


追記:日本語の吹き替えについて

問題のコーラ・レイクスですが、声を土屋アンナさんが担当します。
この組み合わせどうでしょうか?
演技見るのが怖いですね!

アレックスの彼女、サマンサは本名陽子さんが声を担当しています。
こちらもどのような感じか楽しみです。(^O^)

追記:久しぶりに見た感想です。
1.土屋アンナさん、声優上手だと思いました。
なかなかさまになっています。

2.劇中に出てくる退役軍人さん達ですが、元ミズーリの乗組員だそうです。
なるほど、これもさまになっているはずですね。

3.劇中ミズーリが航行している様子が描かれています。
この航行ですが、本物だそうですね!!
これには驚きました。(゜ロ゜屮)屮

ミズーリがハワイのすぐ近海を疾走するシーンが在ります。
艦首が波を分けて進むシーンです。

このシーン良くできているな!と感心していました。
ここがCGではなくて、実写です。
本物のミズーリを動かしています。!!!

何でも、乾ドック(メンテ)に入っていたミズーリが、
ハワイの展示場所に戻ってくる途中の係留される前、
実際に動かした所を撮影したそうです。

監督、実写が撮れたので興奮していたそうですよ!!

これは、本当にラッキーでしたね。
直後の戦闘シーンがリアルに感じられます。
思わぬ所で、リアリティーが増しました。

長文お付き合いいただきありがとうございました。m(__)m


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*注1:Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)とは?
映画評論家による映画レビューを一か所にまとめたウェブサイトです。

*注2:ゴールデンラズベリー賞とは?
アメリカの映画賞。
毎年アカデミー賞の授賞式前夜に、その年の最低の映画を選んで表彰します。
最初は、本当にB級の映画を選んでいましたが、出来はよいが惜しい作品や、一部のファンなどからカリスマ的に支持されるが一般受けしない映画なども選ばれています。
俳優に与えられる賞も、本当にひどい俳優に与えれるとは限りません。
有名な俳優なども、名前が挙がっています。
バトルシップ公開時(2012年)では、エディ・マーフィさんが最低主演男優賞にノミネートされていました。(^^ゞ

*参考資料:ウィキペディア「ミズーリ」より少し引用します。
ここより引用開始

ミズーリ(USS Missouri, BB-63)は、アメリカ海軍の戦艦。
アイオワ級戦艦の3番艦。
1944年1月29日進水
第二次世界大戦、朝鮮戦争、湾岸戦争に参戦
1999年からは、ハワイ州パールハーバーで記念艦として保存されている。

戦艦ミズーリ001.jpg

*太平洋戦争の降伏文調印式
大日本帝国の降伏文書調印式は、9月2日に東京湾(中の瀬水道中央部千葉県よりの海域)に停泊するミズーリの甲板上で行われ、アメリカ合衆国、イギリス、フランス、オランダ、中華民国、カナダ、ソビエト、オーストラリア、ニュージーランドが調印して日本の降伏を受け入れた。

*1983年退役時の兵装
50口径40.6cm砲 9門
38口径12.7cm砲 12門
トマホークSLCM 32発
ハープーンSSM 16発
ファランクスCIWS 4基

*見学出来る場所
現在普通に見学できるのは、最上甲板上のメインブリッジと士官室、トイレやシャワールーム、後部甲板直下の食堂付近のみである。そのほかの部分も見学できるツアーもあるが、別に申し込みが必要となる。例えば深部探検ツアーでは機関室や工作室、射撃指令所、発電所なども見学できるが、48時間前までに予約が必要である(日本語での予約も可能;2009年現在別途33ドル必要)。艦内は冷暖房が効いているが、これは陸上より供給される電力で賄われている。甲板上の構造物はトマホーク発射機を含めて自由に見学できる。砲塔内部の電気機器は通電可能であり、少なくとも砲身の上げ下げは可能な状態である。沖縄で特攻機の攻撃を受けた跡は、甲板近くの舷側の小さな凹みとして残っているに過ぎないが、今日でも確認できる状態である。

引用ここまで
ウィキペディア戦艦「ミズーリ」より引用
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