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「木曜8時」に雪村いづみさん登場!久しぶりに拝見しましたが、オーラが違いました。感想です。m(__)m [音楽]

木曜8時のコンサート(8/20)で雪村いづみさんが出演されました。
初代3人娘の代表として、5曲を熱唱しました。
久しぶりに拝見したその歌う姿は、オーラ全開でした。
その姿が、美空ひばりさんと被りましたね。m(__)m

雪村いづみ02.jpg
http://www.musicman-net.com/focus/46.htmlより引用

*雪村いづみさん、3人のデビュー曲を熱唱!



雪村いづみさんご存知ですが?
初代3人娘の一人ですね。

初代3人娘:美空ひばり・江利チエミ・雪村いづみ(1955年ころ)
新3人娘:中尾ミエ、伊東ゆかり、園まり
(1965年ころ・スパーク3人娘とかナベプロ3人娘とかも呼ばれています)

*熱唱した曲は次の5曲でした。

1.悲しき口笛
2.テネシー・ワルツ
3.想い出のワルツ
4.ジャンケン娘
5.トゥ・ヤング(雪村いづみ、中尾ミエ、伊東ゆかり、園まり)

*曲の解説と感想です



1.悲しき口笛

美空ひばりさんのデビュー曲です。
1949年9月(昭和24年)リリース。
45万枚を販売。
この販売枚数は、戦後の最高記録を作りました。
ひばりさん12歳の時の曲で、自身の主演映画「悲しき口笛」の主題歌でした。

12歳で主演ですよ!!ひばりさんだけは別格ですね。( ・_・;)

いづみさんの歌い方ですが、いづみさん流の歌い方をしましたね。
美空ひばりさんの歌ですので、似せようとしたらおそらく別の曲になったと思います。
なので、いづみ流で歌いました。

これが、良かったですね。
途中、拳をいくつか入れていましたね。
(拳=小さなためのことです)
これで、いづみ流になりました。

そのいづみ流が上手い!
声量が豊かなのにも驚かされました。
そして、演技力も最高でした。\(^O^)/

小さな、振りや仕草を歌の合間に入れます。
一歩間違うと、「臭い芝居」になります。
ところがいづみさんがすると、何ともおしゃれな感じになります。

いづみさんが歌う曲ですが、まるで寸劇を見ているような感じになりました。

これには、ほとほと感心しました。m(__)m


2.テネシー・ワルツ

江利チエミさんのデビュー曲です。
1952年1月(昭和27年)リリース。
40万枚を超える大ヒットになりました。

もともと、英語の歌ですね。
1950年のパティ・ペイジさん歌唱の曲が有名です。
この曲の訳詞した曲をチエミさんが歌いました。

チエミさんの特徴は、日本語の訳詞した歌を1番で、英語の原曲を2番で歌いました。
これが、見事に当りました。
ここから、ジャズがメジャーになったと言われています。

雪村いづみさん、この曲を日本語訳詞と英語詞の両方で歌いました。
チエミさんを踏襲します。
英語のパートが思った以上に、上手かったです。
これには、驚きました。


3.想い出のワルツ

雪村いづみさんのデビュー曲です。
1953年4月(昭和28年)リリース
20万枚の大ヒットになりました。
戦後最短でスターになった所から、
「世紀に一人のシンデレラ」と呼ばれたそうです。

自分のデビュー曲だけあって、難なく歌います。
この曲が一番、リラックスしていましたね。


4.ジャンケン娘

1955年11月公開の東宝映画です。
映画の主題歌ですね。
3人娘の代表曲となりました。
この映画で美空ひばり・江利チエミ・雪村いづみの「三人娘」が初めて共演します。

この3人ですが、ファン層がバラバラです。
尚且つ、3人とも多忙を極めており映画化は難しいと言われていました。
それを何とか撮影し上映にこぎ着けます。
これが、大ヒットしました。

歌あり、友情あり、ちょっとした恋愛がらみのエピソードなどをコメディータッチで描かれています。
また、劇中で3人が数々の歌や踊りを披露し、ミュージカル調に仕上がっています。
後の、アイドル映画のお手本になりました。

1955年(昭和30年)に公開です。
この時代にしては人気の3人を使い、ここまでくだけた感じの映画をよく撮れたものだと思いました。

このジャンケン娘ですが、歌の最後に3人がジャンケンをします。
この時に出す手が3人の中で決っていました。

美空ひばりさん:チョキ
江利チエミさん:グー
雪村いづみさん:パー

いづみさん「私、いつもパーなの」と、木曜8時でも戯けて言っていましたね。

ちなみに、この映画のヒットのおかげで後に3本、3人娘として映画を作製しています。
・ロマンス娘(1956年)
・大当り3人娘(1957年)
・ひばり・チエミ・いづみ 三人よれば(1964年)

当時としては珍しい、総天然色映画でした。(*^▽^*)
(カラー映画のことを、当時はこう呼びました)


5.トゥ・ヤング(雪村いづみ、中尾ミエ、伊東ゆかり、園まり)

原曲はナット・キング・コールが1951年2月にリリース。
ビルボード・チャートで5週連続で1位を獲得しています。

ひばりさんのアルバム(2008年8月リリース)
「ナット・キング・コールをしのんで ひばりジャズを歌う」に収録されています。

ひばりさんが歌うこの曲ですが、1番目が日本語の訳詞で、2番目が原曲の英語詞です。

今回、木曜8時では、この唄を歌うに当り小粋な演出を加えていました。

*3人が共演、小粋な演出!

舞台に、若かりしころのひばりさんのモノクロの写真が登場します。
録音されたひばりさんの「トゥ・ヤング」が流れます。

美空ひばりさんが歌う1番の歌詞に合わせるように、
いづみさんが合いの手のような歌詞を被せていきます。
これが、掛け合い漫才のようで面白かったです。

1コーラス終わったところで、白黒の映像は江利チエミさんに変りました。
今度は、江利チエミさんの「トゥ・ヤング」が流れます。
それにもいづみさん、歌詞を被せていきました。

まるで、3人で「トゥ・ヤング」を歌っているような演出です。
これ、いづみさん本当にうれしそうでした。
これだけでも、3人には特別な絆がある事がわかります。

この演出、いづみさんのコンサートで観ることができるそうです。



そのままの流れで、新3人娘と英語の歌詞パートを4人で歌いました。

新3人娘とは、中尾ミエ、伊東ゆかり、園まりの3人です。

3人とも結構、大御所ですね。
ですが、雪村いづみさんが真ん中に立つと、この3人をまるで寄せ付けませんでした。
貫禄がなせることなのかどうか?
存在感そのものが、違います。

*オーラが違いました。



この独特の雰囲気、どこかで遭遇しています。
今回の5曲特集を通じて、それに気がつきました。

「この雰囲気はひばりさんだ」と感じました。

ひばりさんが舞台の上に立った時は、独特の存在感がありました。
あの、存在感がいづみさんからも感じられます。

凛とした、雰囲気が全身を包んでいました。
今風にいうと、オーラが違いました。(*^^)

ひばりさんのオーラは、赤色です。
ひばりさんは、孤高のオーラを感じます。
(私くしの感想です)

いづみさんのオーラは、淡い黄色?ですね。(≧∇≦)
暖かい、太陽光といった感じでした。
いづみさんは、周りを包む暖かいオーラです。
(私の個人的な感想です。m(__)m)

雪村いづみさん、今年で78歳です。
あの声量といい、このオーラといい、改めてすごいと感じましたね。
でも少し毒を持っていて、司会との会話中にちょこちょこ出てきます。
まあ、大変お茶目です。(^^ゞ

大変良い、歌声を聞かせていただきました。
今回の企画、ありがとうございました。m(__)m



追記:



荒井由実さんの「ひこうき雲」は、もともと雪村さんのために書かれた曲だそうです。
今回、この記事を書くに当り、いづみさんのインタビュー記事を読み返してみてわかりました。
荒井由実さんのデビュー前のことです。
いづみさん、今でも舞台で歌っているそうです。
雪村いづみさんの「ひこうき雲」聞いてみたいですね。


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