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名探偵コナン 業火の向日葵(ひまわり) 少しネタバレ 新一は誰だ!鑑賞済み感想です。 [映画]

名探偵コナン 業火の向日葵(ひまわり)を観てきました。
感想を書きます。
よろしければお付き合い下さい。m(__)m
(少しだけネタバレあります。
全部はばらしませんのでご安心下さい)


名探偵コナン 業火の向日葵(ひまわり.jpeg
http://ciatr.jp/topics/17542より引用

あらすじ

ニューヨークのオークション会場で国際的名画が落札された。
その名画は、ゴッホの「ひまわり」

この「ひまわり」は、
かつて日本で消失されたと言われていた、
幻の「ひまわり」だった。

3億ドルとゆう史上最高額でその絵を手に入れた鈴木次朗吉は、
オークション終了後に記者会見を開きあるプランを発表した。

それは、世界中に散らばる、7枚の「ひまわり」を一同に集めて
展覧会を開催することだった。

展示する場所は、鈴木次郎吉がこの展覧会の為に特別に作った美術館「レイロック」

鈴木家所有の湖畔のすぐ側に作られた、セキュリティーと
防災が完備された「ひまわり」だけを展示する美術館だ。

このプランを記者会見で全世界に配信した時、
紹介された「7人のサムライ」
「ひまわり」を護り、日本で展示開催する為に次郎吉によって
選ばれた絵画と美術展示のスペシャリストだった。

この7人を紹介している時、乱入した白い影!
それは「怪盗キッド」だった。
キッドは、その場で名画を盗む事を宣言する。

キッドは、会場を荒らしビルの上階から窓ガラスを破り逃走。

そして逃走したその現場に意外な人物が登場した。
その意外な人物とは「工藤新一」だった!

後日、落札した「ひまわり」を、ひまわりの絵画をボディペイントした専用機で
日本に運送する、鈴木次郎吉と6人のサムライ達。
(7人目は、日本にいる毛利小五郎)
そして工藤新一。
この新一を乗せた飛行機は、専用機なので他の乗客は搭乗していない。

羽田空港の近くで飛行機に異変が起こる。
飛行機の前部貨物室近くの扉が爆破されたのだ。

爆破と同時に、「ひまわり」が空中に掘り出された。

そして、爆発で破壊された扉が飛行機のエンジンを直撃!
エンジンが火を噴いた。
このことにより飛行機のコントロールを失う。

煙を吐きながら着陸態勢に入る飛行機の側にあの白い影が現れた。
キッドだ!
キッドは、空中に飛び出した「ひまわり」を回収する。

煙を吐いた飛行機は、蘭、コナン、小五郎が待ち受ける空港に緊急着陸を試みる。

果たして無事に飛行機は着陸出来るのか?
そして絵画「ひまわり」は、どうなるのか?

実話と虚構が交錯しながら物語の幕が今上がった!!



公式:『名探偵コナン 業火の向日葵(ごうかのひまわり)』本予告

以下、感想です。

以上が冒頭から約30分間のストーリーです。
コナン映画は毎回、結構派手なオープニングなのですが、
今回は特に豪華です。

キッド、新一、飛行機の爆破、幻の名画など。
興味を引く要因のオンパレードです。(^▽^)

これで、一気に映画の世界に引き込まれていきます。
今回は特に成功していますね。

*実話と虚構

今回の映画ですが実話と虚構が入り交じっています。
これも、上手い演出だと思います。

まずは実話から気になる事を書きます。
ここ映画の肝ですので、知ってから観るとさらに楽しめます(^O^)

ゴッホのひまわりですが7枚あったんですね。
この事実、知りませんでした。

劇中の5枚目のひまわりは、
1987年に当時の安田火災海上
(現・損害保険ジャパン日本興亜)が、
3992万1750ドル(当時のレートで約58億円)
で購入しています。

現在、東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館(東京)に展示されています。
実際に鑑賞できる貴重な絵画です。

Van_Gogh_Vase_with_Fifteen_Sunflowers5番目.jpg
ウィキペディアの「ひまわり」より引用しました。m(__)m
これが展示されています。
実物観てみたいですね。(ノ^^)ノ

*真贋騒動
この5枚目のひまわりは、かつて贋作ではないか?といわれていました。
一部報道でエミール・シェフネッケル筆ではないか?と言われていたようです。
ですが、1999年の研究調査により真筆と断定された経緯があります。
このひまわりは、1888年12月の「耳切事件」の直前に描かれたものと考えられています。


*幻の2枚目のひまわりとは?

2番目のひまわりですが、
1920年に日本の実業家「山本顧彌太」が、
スイスから購入しました。
当時の金額で7万フラン(約2万円)で購入。

1921年には、東京(京橋の星製薬ビルで開催)で展覧会が開催されました。
当時も展覧会の目玉作品だったようですね。

1945年8月6日の芦屋市空襲(第2次世界対戦)により焼失しました。

Van_Gogh_Vase_with_Six_Sunflowers2番目.jpg
ウィキペディアの「ひまわり」より引用しました。m(__)m
ここの解説もウィキペディアの「ひまわり」を参考にしています。m(__)m

*ここから虚構です。
映画では、
この芦屋の「ひまわり」が、実は消失せず無事に持ち出されていた。
という設定です。

戦後はGHQに没収する事を恐れて隠匿されました。
それが、フランス?の片田舎で発見された話になっています。

この辺りも、なかなかありそうな話ですね。
もちろん、この無事に持ち出した人が後の物語の伏線になっています。


*ここから少しネタバレの感想です。

キッドの目的や犯人は誰?は言いません。(^^ゞ
この真相は是非劇場で楽しんで下さい。
ですが、少しネタバレを書きますね。


*まず、新一は誰?
コナン君がいる目の前に、工藤新一が登場します。
今回の話ではキッドが登場しているので、
当然、新一はキッドの変装です。
この辺りは予想の範疇ですね。(^▽^)


*犯人は誰?
7人のサムライの中に犯人がいます。
これも予想の範疇内ですね。
飛行機爆破の時に、内部犯行だと思いました。

今回は犯人、結構合図を出しています。
感が良い人はすぐに分かると思いますので、
是非推理してみて下さい。m(__)m


*キッドに依頼したのは誰?
いつもは宝石しか狙わないキッドですが、
今回は絵画を狙いました。
理由は、ある人に依頼されたからです。

そのある人とは、キッドが良く知っている方です。
その方は、今回の絵画と因縁がありました。
映画のラストにようやくそれが分かります。(*^^)


*個人的な見所
(私の「ここが一押しポイント!!」を紹介します。
これは私の感想です。先に謝っておきます。すみませんm(__)m)

1.蘭の新一への想い

羽田空港の事件で、蘭の新一に対する思いを改めて知ることが出来ました。
あれだけ取り乱した蘭を観たのは、初めてでは無いかな?
と思いました。
すぐに、思い違いは溶けましたが....


2.コナンのキッドに対する信頼

劇中、最後の最後、コナンがキッドにあることを託します。

コナン:「出来るのか?出来ないのか?答えろ!」
キッド:「それなら何とか出来ると思う」
コナン:「それなら、お前に託す!」
キッド:「探偵、お前はどうする?」
コナン:「俺のことはいい。早くしろ!!」

コナンは、最大のピンチである決断を下しました。
それが、なんだか潔よくて格好いい!!
命がけの現場であれだけの事を好敵手に託せるのはすごい!
よほど相手の技量を信じていなければ出来ないことです。
ちなみにコナンがキッドに託したのは○○です。(≧∇≦)


3.蘭の空手炸裂!!

今回も蘭の空手が炸裂しました。
ここに持ってくるか?と驚きましたね。
その破壊力のすごいこと!( ・_・;)
これも見所の一つです。


4.劇中主題歌

ポルノグラフィティ「オー!リバル」
この曲、何でもこの映画の為に書き下ろしだそうです。
まさに、劇の最後を締めるのにふさわしい楽曲になっています。
ギターやアコーディオンがものすごく情熱的ですね。

タイトルの「リバル」ですが、
フランス語やスペイン語で「ライバル」という意味だそうです。
コナンとキッドを暗示させます。


公式:ポルノグラフィティ 『オー!リバル(Short Ver.)』


*最後に残念な点を3つほど(^^ゞ

1.ゲスト俳優のできは?

いつも、ゲスト俳優が話題になりますね。
今回は、榮倉奈々さんが出演しました。

役所は7人のサムライの一人、絵画鑑定士の「宮台なつみ」役です。

で、感想ですが、「う~~~ん、残念!!」といった感じです。(^^ゞ
歴代のゲストの中では上手い方ですが.....
結構大切な役でしたので、台詞が多かったですね。
なのでよけいに気になりました。m(__)m


2.犯人の動機!

これこそが、一番残念な所です。
犯人の動機がいまいちわかりにくい。

これだけの事をしたのに、動機が最後までよく見えませんでした。
動機ですが、2番目と5番目の「ひまわり」の歴史的な背景にありました。
劇中で、犯人が告白していますが、スッキリしませんでしたね。m(__)m


3.いつものメンバーが居なかった!

今回は、キッドよりの出演者が多くを占めました。
なので、コナンのいつものメンバーが出演していません。
残念!!(・_・)(._.)

服部平次、和葉、佐藤さん、高木君など今回は出番無しでした。


如何ですか?
なんだか面白そう!と思っていただけたなら幸いです。
是非、劇場で確認していただければと思います。m(__)m

長文に最後までお付き合いいただき、
本当にありがとうございました。m(__)m


おまけ 「劇場版コナン20作目予告」

2016年に20作目の名探偵コナン劇場版を
公開することが予告されました。

15秒ほどの短い予告編ですがものすごく意味深です。
ここに掲載しておきます。

とあるバーのカウンターに、
オンザロックでウイスキーが注がれていると思われる
グラスが一つ置かれています。

人影は見当たりません。
そのグラスを写しながらナレーションが被さります。

「リキュール、バーボン。まさかな.....」

声は、赤井秀一(だったと思う。間違っていたらスマン)!

ほんの一瞬で終わりました。

記念すべき20作目です。
どんなストーリーか楽しみです。\(^O^)/


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