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気象予報士の試験とは?阿部亮平、岸本慎太郎さんが合格した試験の難易度とは? [話題]

阿部亮平(21)さんと岸本慎太郎(19)さんが
ジャニーズ初の気象予報士合格者として話題になっています。
気象予報士の試験は難関で合格率4%といわれています。
試験の難易度と内容を調べてみました。


*4回目、5回目の受験で合格



阿部さんが受験を決意したのは一昨年1月。

「気象予報士の資格があったら芸能界で武器になると思った」

そうです。
今回5度目の挑戦で合格しました。

もう一人、岸本さんも

「人と違う特技が欲しかった」

と、高校2年だった一昨年から勉強をスタートします。
今年4度目の挑戦で合格しました。

なんでも同じジャニーズの阿部さんが
気象予報士を目指していたのを知っていたそうで、

「ジャニーズ初が目標だったので焦りました」

とインタビューに答えています。(^^ゞ

お二人とも4回目、5回目の受験で合格です。
気象予報士はやはり難易度が高いですね。

*気象予報士とは?



気象予報士は国家資格です。

気象予報士試験に合格した者で、
気象庁長官による登録を受けた者のことをいいます。

試験は1994年8月28日に1回目の試験が実施されました。
制度が施行されてから20年ですね。

いままでの合格者は10,000人程度といわれています。

このうち、実際に気象予報の仕事についている方は、500人弱だそうです。

注目度が高い資格ですが、プロとして活躍するのは狭き門ですね。

天気図の例_R.jpg
図はhttp://blog.goo.ne.jp/qq_otenki_s/e/5c20d797e9d1bc7c0cbb96fa8aba679bより引用しました。

*試験の目的



本試験はその合格者が現象の予想を適確に行うに足る能力を持ち、
気象予報士の資格を有することを認定するために行うものです。

具体的には、気象予報士として以下を認定することを目的とします。

・今後の技術革新に対処しうるように必要な気象学の基礎的知識
・各種データを適切に処理し科学的な予測を行う知識および能力
・予測情報を提供するに不可欠な防災上の配慮を適確に行うための知識および能力

試験の目的の引用元はこちらです。

難しい言葉が並んでいますね。(^^ゞ

「今後の技術革新に対処しうる」とか、「各種データーを適切に処理」とかあります。
データをもとにして、なるべく正しい予測を導き出せるかどうかを試験で見極めるようです。


*中学1年生が合格?!



受験資格の制限は無いそうです。
学歴に関係なく受験できるのはいいですね。

年齢制限が無いので、
最年少12歳で合格した中学1年生も出現しました。

試験には、大学生レベルの知識も要求されるそうですので、
この少年は理解力がすごいのだとおもいました。


*試験の方法



試験は学科試験と実技試験から成ります。

学科試験は多肢選択式。
実技試験は記述式。

いずれも筆記試験により行います。

ちなみに試験手数料は、11,400円です。
(免除科目無しの方)
けっこうな金額ですね。(*^^)


*合格率は4%です。



学科試験(予報業務に関する一般知識):15問中正解が11以上
学科試験(予報業務に関する専門知識):15問中正解が11以上
実技試験:総得点が満点の70%以上

70点以上で合格なのですが、これが難しいそうです!

合格率は4%~5%です。

2015年8月に行われた試験では、
3153人の受験者の内、125人の合格となっています。
合格率4.0%でした。

実技試験は筆記試験に合格した方のみ採点してくれます。

受験者が多くなっても、合格点に達している人は全て合格です。
これは、公平でいいですね。

気象予報士資格試験は法律で年1回以上設けることが決まっており、
毎年8月と1月に2回行われています。


*合格までに平均2~3年かかります。



試験範囲が広いです。

通信講座などを利用しないとすると、
合格までに通常平均2~3年掛かるそうです。
数回の受験ののち、合格するパターンが多いようです。

阿部亮平さん、岸本慎太郎さんのお二人も
4~5回目の受験で合格しています。

気象予報士試験には、大気力学・熱力学・数値予報といった内容
(大学一般教養レベルの数学・物理学)が含まれています。

応用力を問う実技試験もあります。

「高校で化学や物理をまったく勉強していない」
「数学の微分積分がわからない」

方は合格に苦労するそうです。

私は、数学が苦手でしたのでこれを聞いただけで、だめだ~!と思いました。(^^ゞ

実技試験では、天気図を見て今後の気象予測を立てて文章化するというような問題もあります。

マークシートはがどうにか成っても、実技試験で不合格もあります。

幸い、過去の問題は公表されています。
過去問を多くこなすことが、合格の近道といわれています。


*ユーキャンの気象予報士コース



気象予報士の勉強は、通信講座でも勉強出来ます。

ユーキャンの通信講座が比較的有名ですね。

ユーキャンの気象予報士コースの標準勉強時間は、8ヶ月間となっていました。

これ、最短で資格取得に必要な期間だそうです。
本当に最短8ヶ月で合格できるのなら、近道だと思います。

通信教育で合格率が上がるなのなら、始めから独学せずに、
費用が掛かっても利用するのも手かもしれません。


*まとめ



以前から、気象予報士に興味がありました。
今回、改めて調べて見て、難易度が高すぎる!!
ことが解りました。

本当に受験するのなら、しっかり勉強しないと難しいですね。

阿部亮平さんは上智大の学生、岸本慎太郎さんは明治大生です。
学生と仕事をしながらの合格ですので、本当に勉強したのがわかります。

阿部さんは、試験前に出演舞台「滝沢歌舞伎」のシンガポール公演(8/18~23に開催)が迫っており、リハーサル~公演本番をこなす中で試験勉強をしたそうです。
(今年の試験は8/30でした)

お二人とも合格おめでとうございます。m(__)m


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