天皇の料理番(第9話)の感想です。大正天皇即位の御大礼晩餐会メニューが豪華でした。 [ドラマ]
天皇の料理番(第9話)でいよいよ最終章の・皇居編に突入しました。
この9話で披露された「大正天皇即位の御大礼晩餐会」のメニューが豪華でした。
気になりましたので調べてみましたが、日本ではなじみの無い食品が使われており興味深かったです。
メニューを下に記載しました。m(__)m
http://www.tbs.co.jp/tenno_no_ryoriban/より引用
天皇の料理番ですが、面白いですね~!
毎回、感動させてくれます。
宮中に入り篤蔵さんに命じられてのが、即位の御大礼の晩餐会で食されるメニューの作製でした。
招待客に提供される食事を作ることなのですが、そのお客様はなんと2000人!
それも欧米18カ国の貴賓が招待されています。
当時(大正4年・1915年)の貴賓ですので、皆がエリートです。
当然舌が肥えています。
食事で文化度が解ります。
この方々の舌を唸らせなければ1等国とは認められません。
これ大役ですね。
本当の秋山徳蔵さん(このお名前が実在のご本名です)が宮中の厨房に入ったときは、
日本食の職人さんばかりで、洋食を作る方が居なかったそうです。
基礎から、洋食料理の方法を教育したそうですよ!
あと、9話のドラマ中で厨房でジャガイモを転がす場面がありました。
あれ、本当にあったこと。
と当時、秋山さんの下で働いていた方が別の番組で証言していました。
ジャガイモ転がしとは?
秋山さんが剥いたジャガイモは角がなく、どれも綺麗な形をしていました。
厨房の職人さんが剥いたジャガイモと比べると一目瞭然!
それを皆に解ってもら為に作業台の上で転がせて見せました。
秋山さんのジャガイモは本当に転がるそうです!!
料理の付け合わせのジャガイモの形も、手を抜かなかったそうです。
大正天皇即位の御大礼晩餐会は、大正4年(1915年)11月17日に18時より京都二条城で行われました。
その時のメニューは以下の通です。
1.すっぽんのコンソメ
2.ザリガニのポタージュ
3.鱒の酒蒸し
4.肥鶏の被せ蒸し
5.牛ヒレ肉焼き
6.鴫(シギ)の冷製料理
7.オレンジと酒のシャーベット
8.若七面鳥のあぶり焼き、うずらのあぶり焼き添え
9.セロリの煮込み
10.氷菓(富士山のアイスクリーム)
この中で、2つ気になった料理がありました。
*気になる料理
◇ザリガニのポタージュ
◇鴫(シギ)の冷製料理
の2つです。
ザリガニのポタージュですが、
「ザリガニが消えた逸話」
これ実話かどうかは解りませんでした。(^^ゞ
ですが、スープにザリガニが用いられてのは本当でした。
写真は、http://japaorca.web.fc2.com/menyu/gomoku/ggzari/1.htmlより引用しました。m(__)m
この引用したページで、ザリガニ料理を紹介しています。
面白かったですので、良かったら寄り道してください。m(__)m
晩餐会で出されたザリガニは、北海道の沢で捕獲しました。
軍隊に捕獲の応援を頼んだ。
とドラマ中にもありましたが、事実だそうです。
北海道の沢ザリガニを選んだのは、「泥臭くない」が理由でした。
このザリガニですが、北海道から生きたまま二条城に運び込んでいます。
その数3000匹!!(゚д゚)
生きたまま氷と一緒に箱詰めにして2ヶ月間かけて京都まで運びました。
途中、いくつかの綺麗な川で休ませたそうです。
当時の話ですので、生きたまま3000匹を運ぶのは至難の業だったと思います。m(__)m
苦労した甲斐があり、ザリガニのポタージュは賓客の心を一気に掴んだそうです。
ここから、晩餐会が一気に和んだ。といわれています。
やはり本物は違いますね。
シギとは?とまず思いました。
チドリ目シギ科とその近縁の科の鳥の総称。
一般に、長いくちばしと脚をもつ。
水辺にすみ、小魚・甲殻類・ゴカイ類・昆虫などを食べる。
と辞典にありました。
weblio辞書の三省堂大辞林「しぎ」より引用しました。
http://www.weblio.jp/content/%E9%B4%ABより。m(__)m
ヨーロッパでは、一般的なようですが、日本では余り食しないように思います。
丸焼きにして食される場合が多いようですね。
内蔵や脳みそもペースト状にしてソースとして利用するそうです。
頭部も二つに割り食します。
写真は暇人の独り言より引用しました。m(__)m
食べた方の感想ですが、頭は「少し苦みがあり最高に美味しい」、
またシギ肉は「少し魚の風味がします」とあります。
なんでも、シギは渡り鳥で魚を食べているから。との事でした。
ところで、このシギ料理、おいしそうですね~~!(^o^)
ちなみに、どのような食材かはこちらのページが詳しいです。
よろしかったら、参照してください。
*この写真と味の感想もこのページを参照しました。m(__)m
参考ページ:「暇人の独り言」http://buddha2007.blog.so-net.ne.jp/2008-12-17
あ、このページを開くとシギの処理済み肉がまるまる1羽、掲載されています。(頭付きです)
苦手な方はご注意ください。m(__)m
今回の9話からは、宮中の厨房の話になりました。
いよいよ、物語のメインイベント!と言った感じです。
この後、
関東大震災、大正天皇御崩御、昭和天皇御即位、太平洋戦争開戦、終戦、GHQによる日本統治。
まで話が続きます。
12話が最終回ですかね?
GHQの日本統治の時にも秘話があります。
何でも天皇陛下に罪が及ばないように、
徳蔵さん料理によるGHQに接待攻勢をかけた!
という逸話が残っています。
ここまでは、ドラマで見せてくれると思いますので楽しみですね。(*^^)
追記:
第9話で兄・周太郎(鈴木亮平)さんが亡くなりました。
鈴木亮平さん、この役作りの為に20kg減量したとか!!( ・_・;)
役者魂を感じさせます。
確かに、1話・2話のころと比べて9話は、
病状が末期だという感じがヒシヒシと伝わってきます。
9話で出演終了ですが、お疲れ様でした。m(__)m
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関連記事:天皇の料理番(第10話)感想と11話の少しネタバレです
この9話で披露された「大正天皇即位の御大礼晩餐会」のメニューが豪華でした。
気になりましたので調べてみましたが、日本ではなじみの無い食品が使われており興味深かったです。
メニューを下に記載しました。m(__)m
http://www.tbs.co.jp/tenno_no_ryoriban/より引用
天皇の料理番ですが、面白いですね~!
毎回、感動させてくれます。
*2000人分のメニュー
宮中に入り篤蔵さんに命じられてのが、即位の御大礼の晩餐会で食されるメニューの作製でした。
招待客に提供される食事を作ることなのですが、そのお客様はなんと2000人!
それも欧米18カ国の貴賓が招待されています。
当時(大正4年・1915年)の貴賓ですので、皆がエリートです。
当然舌が肥えています。
食事で文化度が解ります。
この方々の舌を唸らせなければ1等国とは認められません。
これ大役ですね。
本当の秋山徳蔵さん(このお名前が実在のご本名です)が宮中の厨房に入ったときは、
日本食の職人さんばかりで、洋食を作る方が居なかったそうです。
基礎から、洋食料理の方法を教育したそうですよ!
*ジャガイモ転がしは本当でした!
あと、9話のドラマ中で厨房でジャガイモを転がす場面がありました。
あれ、本当にあったこと。
と当時、秋山さんの下で働いていた方が別の番組で証言していました。
ジャガイモ転がしとは?
秋山さんが剥いたジャガイモは角がなく、どれも綺麗な形をしていました。
厨房の職人さんが剥いたジャガイモと比べると一目瞭然!
それを皆に解ってもら為に作業台の上で転がせて見せました。
秋山さんのジャガイモは本当に転がるそうです!!
料理の付け合わせのジャガイモの形も、手を抜かなかったそうです。
*晩餐会のメニュー
大正天皇即位の御大礼晩餐会は、大正4年(1915年)11月17日に18時より京都二条城で行われました。
その時のメニューは以下の通です。
1.すっぽんのコンソメ
2.ザリガニのポタージュ
3.鱒の酒蒸し
4.肥鶏の被せ蒸し
5.牛ヒレ肉焼き
6.鴫(シギ)の冷製料理
7.オレンジと酒のシャーベット
8.若七面鳥のあぶり焼き、うずらのあぶり焼き添え
9.セロリの煮込み
10.氷菓(富士山のアイスクリーム)
この中で、2つ気になった料理がありました。
*気になる料理
◇ザリガニのポタージュ
◇鴫(シギ)の冷製料理
の2つです。
◇ザリガニのポタージュ
ザリガニのポタージュですが、
「ザリガニが消えた逸話」
これ実話かどうかは解りませんでした。(^^ゞ
ですが、スープにザリガニが用いられてのは本当でした。
写真は、http://japaorca.web.fc2.com/menyu/gomoku/ggzari/1.htmlより引用しました。m(__)m
この引用したページで、ザリガニ料理を紹介しています。
面白かったですので、良かったら寄り道してください。m(__)m
晩餐会で出されたザリガニは、北海道の沢で捕獲しました。
軍隊に捕獲の応援を頼んだ。
とドラマ中にもありましたが、事実だそうです。
北海道の沢ザリガニを選んだのは、「泥臭くない」が理由でした。
このザリガニですが、北海道から生きたまま二条城に運び込んでいます。
その数3000匹!!(゚д゚)
生きたまま氷と一緒に箱詰めにして2ヶ月間かけて京都まで運びました。
途中、いくつかの綺麗な川で休ませたそうです。
当時の話ですので、生きたまま3000匹を運ぶのは至難の業だったと思います。m(__)m
苦労した甲斐があり、ザリガニのポタージュは賓客の心を一気に掴んだそうです。
ここから、晩餐会が一気に和んだ。といわれています。
やはり本物は違いますね。
◇鴫(シギ)の冷製料理
シギとは?とまず思いました。
チドリ目シギ科とその近縁の科の鳥の総称。
一般に、長いくちばしと脚をもつ。
水辺にすみ、小魚・甲殻類・ゴカイ類・昆虫などを食べる。
と辞典にありました。
weblio辞書の三省堂大辞林「しぎ」より引用しました。
http://www.weblio.jp/content/%E9%B4%ABより。m(__)m
ヨーロッパでは、一般的なようですが、日本では余り食しないように思います。
丸焼きにして食される場合が多いようですね。
内蔵や脳みそもペースト状にしてソースとして利用するそうです。
頭部も二つに割り食します。
写真は暇人の独り言より引用しました。m(__)m
食べた方の感想ですが、頭は「少し苦みがあり最高に美味しい」、
またシギ肉は「少し魚の風味がします」とあります。
なんでも、シギは渡り鳥で魚を食べているから。との事でした。
ところで、このシギ料理、おいしそうですね~~!(^o^)
ちなみに、どのような食材かはこちらのページが詳しいです。
よろしかったら、参照してください。
*この写真と味の感想もこのページを参照しました。m(__)m
参考ページ:「暇人の独り言」http://buddha2007.blog.so-net.ne.jp/2008-12-17
あ、このページを開くとシギの処理済み肉がまるまる1羽、掲載されています。(頭付きです)
苦手な方はご注意ください。m(__)m
*GHQへの接待攻勢
今回の9話からは、宮中の厨房の話になりました。
いよいよ、物語のメインイベント!と言った感じです。
この後、
関東大震災、大正天皇御崩御、昭和天皇御即位、太平洋戦争開戦、終戦、GHQによる日本統治。
まで話が続きます。
12話が最終回ですかね?
GHQの日本統治の時にも秘話があります。
何でも天皇陛下に罪が及ばないように、
徳蔵さん料理によるGHQに接待攻勢をかけた!
という逸話が残っています。
ここまでは、ドラマで見せてくれると思いますので楽しみですね。(*^^)
追記:
第9話で兄・周太郎(鈴木亮平)さんが亡くなりました。
鈴木亮平さん、この役作りの為に20kg減量したとか!!( ・_・;)
役者魂を感じさせます。
確かに、1話・2話のころと比べて9話は、
病状が末期だという感じがヒシヒシと伝わってきます。
9話で出演終了ですが、お疲れ様でした。m(__)m
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関連記事:天皇の料理番(第10話)感想と11話の少しネタバレです