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豊根村立富山小中学校が閉校しました。山村留学制度も終了です。 [地域情報]

2015年3月28日豊根村立富山小中学校が閉校しました。
ニュースTVで知りました。
記録として残します。m(__)m

富山小中学校は明治16年2月開校です。
142年の歴史がありました。

*日本一人口が少ない村

かつて「日本一人口が少ない村」と言われていました。
富山小中学校は愛知県の旧富山村(現在は豊根村)にあります。
離島を除いて、2005年に豊根村と合併するまで、
全国で一番人口が少ない自治体でした。


*山村留学

最後の在校生18人中、11人が山村留学生だそうです。
留学生は名古屋や豊橋、四日市から来ていました。

村外から学生を募集した、小学5年生~中学3年生の11人は
学校近くの清山荘で共同生活を送っていました。

清山荘は、住民らによるNPO法人で2001年から運営。
今までで、清山荘を巣立った生徒は100人以上になるそうです。

清山荘での共同生活は2人部屋で、
原則携帯電話、ゲーム禁止です。
両親との電話連絡も原則禁止だそうですね。

食事も洗濯、掃除も当番制でこなしていました。
生活のルールも自分たちで決めていたそうです。

でも、生徒達は結構この生活を楽しんでいるようで、
食事も楽しそうに作っていましたし、
川遊びも楽しそうにしていました。

インタビューでも小学生が、
良い場所だった。
楽しい。
と答えていました。

子供の笑顔が印象的でした。(^o^)

両親も、週末に会えるだけだそうです。
ですが、子供より親の方が寂しそうでしたね。

不登校児など問題を抱えている子供は少なく、
生活を楽しむ子供の方が多かったそうです。

ちなみに留学費用は小学生は
月額6万円、中学生は7万円です。


*なぜ閉校するのか?
人口減少が一番の理由です。

ここ9年間では、村の新児童が増えていなかったそうです。
寂しいですね。

小学校は、耐震制に問題があるので取り壊すそうです。
今の校舎は、昭和33年に村人達がお金を出し合い建設されたそうです。

土台の石垣も天竜川から村人が石を運んできて積み上げた。
これを聞くと村人の学校にかけた思いが伝わってきます。m(__)m

校舎が無くなるかと思うと一様に寂しいと
OB達がインタビューに答えていました。

清山荘は、村の宿泊施設として残すそうです。
ちょっとでも、思い出の場所が残るのは良いですね。
全てが無くなるのは寂しいですので。

地元の人も、野菜を差し入れたり農業を教えたりしていたそうで、
子供達の声が聞こえなくなるのは、寂しいそうです。


*バスで1時間通学

今年の卒業生は小中学生あわせて5人でした。
(すみません。ここの数字、うろ覚えです。
間違っていたならごめんなさいm(__)m)

4月からは、留学生は各々の地元に戻るそうです。

残った小学生はバスで1時間かかって、
豊根小、豊根中学校に通うそうです。
冬季など、バス道が凍りますので通学が心配です。

皆、寂しいと思いますが4月より新しい生活頑張って下さい。(*^^)


富山小中学校の公式ページがあったのでリンク貼っておきます。

豊根村立富山小中学校公式ページ
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