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世界一受けたい授業で紹介された、日本で一番売れた本とは?歴代販売ベスト10を紹介します。 [バラエティ]

先週の「世界一受けたい授業」で、日本で売れた書籍ベスト50を発表していました。

その内、ベスト10を紹介します。
ベスト10は、以下の通です。\(^O^)/

10位:日米会話手帳:360万部
9位:チーズはどこへ消えた?:360.2万部
8位:ハリー・ポッターとアズガバンの囚人:383万部
7位:脳内革命:410万部
6位:ハリー・ポッターと秘密の部屋:433万部
5位:バカの壁:439.5万部
4位:五体不満足:479.3万部
3位:ハリー・ポッターと賢者の石:510万部
2位:道をひらく:520万部
1位:窓際のトットちゃん:580.9万部

このなかで気になる本が3冊在りました。
少し、解説したいと思います。
よろしければお付き合いください。m(__)m

◇その1:ハリー・ポッターシリーズ
ハリー・ポッターシリーズが3冊もランクインしていますね。
この3冊だけで1326万部も売れています!!(゜Д゜)


ハリー・ポッターと賢者の石
[ J.K.ローリング ]

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作者のJ・K・ローリングさんが、このハリー・ポッターシリーズを
生み出したきっかけを番組で紹介していました。

「列車に乗っている4時間でほぼ全話のストーリーが頭に浮かんだ」と
番組中では解説していましたね。

ウィキペディアには、
「1990年の夏に、マンチェスターからロンドンに向かう4時間遅れた列車の中で、魔法学校に通う少年ハリー・ポッター、そしてロンとハーマイオニー3人の着想が突然誕生し、自宅に帰り、その晩のうちに書き始めた。本人にとっても初めての興奮する体験で、インタビューに対し、どこからイメージが湧いてきたのかわからないと述べている。」
とあります。
ウィキペディア「J.K.ローリング」のページより引用

J・K・ローリングさん処女作ですが、出版に苦労したそうですね。
「ハリー・ポッターと賢者の石」を12社の出版社に持ち込んだが、
あまりにも長編の為(児童文学としては)に断られ続けました。
と番組中で解説していました。

しかし、1社だけ興味を持ってくれたのが
後に処女作を出版したイギリスのブルームズベリー出版社だったそうです。
当時は、小さな出版社だったそうですね。
今では、海外にも支社を持つほどにまで成長しました。

なんでも、ブルームズベリー出版社の担当者が、
自分の娘(当時8歳)に読ませたところ、
「この話、すごくおもしろい!この続きが早く読みたい」
と感想を言ったことが出版の決め手になったそうですね。

人間、あきらめないことが肝心ですね。m(__)m


◇その2:道をひらく
すみません。この本すっかり忘れていました。m(__)m
若いころ、読んだ記憶がかすかに在りますね。(^^ゞ

松下幸之助さんの著書で、
雑誌「PHP]に掲載されたエッセイをまとめた物です。


道をひらく
[ 松下幸之助 ]

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初版は、1968年ですので足かけ47年にもなります。
もうすぐ半世紀ですね。
ですが現在でも、読み継がれています。


2000年には450万部発行と在りますので、
それから15年の間に70万部も売れていることになります。

レビューを見ると、
・生きていく糧になります。
・人との接し方がよく分かります。
・明日を生きる為の指針になっている。
などと書き込まれています。

生きる指標のような感じですね。(*^^)

ところで松下幸之助さんですが、知らない方いらっしゃいますか?

松下電器産業(今のパナソニック)を一代で築き上げた経営者です。
経営の神様と呼ばれています。
明治27年生まれ、平成元年4月没、満94歳でした。

パナソニックの他、倫理教育をするためのPHP研究所を開設。
また松下政経塾を立ち上げ政治家の育成などもしました。

幼いころ家が破産し丁稚から身を起こした方です。
なんでも9歳で丁稚に出されたそうです。

最初は火鉢店で奉公しましたが、後に自転車屋さんに奉公先をかえます。
この自転車屋での奉公が、後のパナレーサー設立のきっかけになりました。
パナソニック社製の自転車のルーツはここに在ったのですね。(*^^)

一生で約5,000億円の資産を築いたと推定されています。

また、浅草寺の雷門と大提灯をポケットマネーで寄贈しました。
大提灯には松下電器のプレートがはめられています。
なんだか、すごい話ですね。(^^ゞ

*番外
この道をひらくですが、意外なところで景品になっていました。
「大阪万博松下館タイムカプセル」のミニチュア模型の中に納められています。\(^O^)/
その大阪万博松下館タイムカプセルミニチュア模型をレビューした動画を見つけましたので、
お暇でしたならご覧下さい。m(__)m

ちなみに、この模型ですが当時(1970年)松下製カラーテレビを買ったときの景品でした。


1970年 万博 松下館のタイムカプセルをレビューしてみた。より引用しました。m(__)m



◇その3:窓際のトットちゃん
黒柳徹子さんの自伝的物語。
1981年に講談社から出版。
第5回路傍の石文学賞受賞。


窓ぎわのトットちゃん
[ 黒柳徹子 ]

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これはさすがに存じていました。
番組中でも、内容を少し紹介していましたが、
区立の小学校在学時、授業を落ち着いて受けられず、
ついには小学校を退学になった。と言っていました。

出てくる人物は全て実名で、
話の内容はノンフェクションだそうです。

*トットちゃん
タイトルの由来ですが、
黒柳さんこの当時、自身の事を「トットちゃん」と言っています。
これですが、当時舌足らずで名前の「徹子」を「トット」と発音したことから来ています。

また「窓際」は、区立小学校時代に授業中窓際に立って、
ちんどん屋さんを呼び込もうとしたところから由来しています。

当時は今よりも規律が厳しかったと思います。
授業中ですので、これを繰り返すと退学になるわけですね。(^^ゞ


*初版部数は8000部
出版社の講談社は、当初待ったく売れるとは思わなかったそうです。
現在は、35カ国で翻訳され発売されています。
中国では、なんと640万部を発行したそうですよ!(゚д゚)


*いわさきちひろさんの挿絵

表紙と挿絵は、いわさきちひろさんです。
この表紙は、トットちゃんの世界観にマッチしていますね。
この絵で読んでみようかな?と思われた方も多いのではないでしょうか?(・_・)(._.)

いわさきちひろ作画.jpg
http://kansai.pia.co.jp/interview/cinema/2012-07/chihiro.htmlより引用

いわさきちひろさんは、子供の水彩画で有名な、
女性の画家・絵本作家さんです。(1974年没・満55歳)
若くして、お亡くなりになっていますね。

1952年ごろに始まるヒゲタ醤油の広告も有名ですね。
(この広告は20年間続きました)

ヒゲタ醤油 いわさきちひろ画02.jpg
https://www.flickr.com/photos/mils-cfg/6063363589より引用

このポスターは、ヒゲタ史料館(*注)で見ることが出来ます。m(__)m
ヒゲタ醤油のポスターですが、余り資料が残っていませんでした。
なんとかこの写真を見つけることができました。(^^ゞ


*トット基金
1981年に徹子さんが、「窓際のトットちゃん」の著作権を寄附して、
「社会福祉法人トット基金」を設立。
社会福祉法人トット基金は、ろうあ者・身体障害者のための通所支援施設です。
理事長は黒柳徹子さんです。


*注:ヒゲタ史料館
ヒゲタしょうゆ銚子工場内
千葉県銚子市八幡町516番地
TEL 0479-22-5151
年末・年始(12月29日~1月5日)を除き、年中無休
9時~16時


ベストセラーになった本には、色々な背景があって面白いですね。
以上、長文お付き合いいただきありがとうございました。m(__)m


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